【毛筆で書く命名書き】「渚」

こんにちは!おこげです。
皆さん、たまには毛筆を書いていますか?

旧字体
旧字体

今回の漢字は「渚(なぎさ)」です。
【漢字の成り立ち】
会意兼形成文字。「水」と「音符・者(あつまる)」から成る時で、砂利や小石が集まってできる中洲(なかす)を示しています。
この漢字には旧字体があり、「渚」の「日」の上に点を打った字が一般的だったそうです。また、同じような意味の漢字として「汀(なぎさ・みぎわ)」という漢字もあります。
【漢字の意味】
河川の中に砂や流石などが集まってできる小島、中洲。転じて水際の地等の意味があります。
【読み方】
訓「なぎさ・みぎわ」/音「ショ」
【名付け読み】
なぎさ・なぎ等の読み方で使われているようです。
名づけ例】
男の子:渚(なぎさ)、渚斗(なぎと)、渚羽(しょう)
女の子:渚(なぎさ)、渚咲(なぎさ)、渚沙(なぎさ)
などがあります。女の子の場合はほとんど読み方が変わりませんが、漢字を組み合わせるのも良いですね。男の子も同様に漢字を組み合わせてみるのも良いですね。
【名付けの意味】
渚と聞くと、「白い砂浜に、サーっと静かに波が打ち寄せる海」の情景を想像しますね。「キラキラと輝く海面のすぐ横を、子供たちが元気に走り回る」そんな姿も連想されます。夏のキラキラ輝く海、 爽やかで元気いっぱい、優しく包容力がある、そんな意味が多いのではないでしょうか。
【画数】
新字体=11画
旧字体=12画

阿字ヶ浦
阿字ヶ浦海水浴場(渚)

2019年8月中旬にひまわりを見に茨木県ひたちなか市に行ってきました。息子が海が見たいというので、近くの阿字ヶ浦海水浴場に寄り道してきました。ここは国営ひたち海浜公園(季節の花が咲く公園で有名)の近くにある海水浴場で、海水浴に来られている人達で賑わっていました。海水浴に来たわけではないので、家族で渚を散策していると息子が砂浜から貝殻を拾いはじめました。はじめは小さくて白い二枚貝の貝殻でしたが、ピンクやオレンジの綺麗なものから巻貝のようなものまで種類と大きさが多岐にわたり、数量もかなりのものになりました。何かに一生懸命な子供の姿って可愛いですね。

渚と言えば、ピアニスト「リチャード・クレイダーマン」の代表的なピアノ曲「渚のアデリーヌ」を思い出します。クレイダーマンの演奏曲は電子楽器等による伴奏が付いるのが特徴ですね。特にこの曲は、寄せては返す波、キラキラ輝く海と砂浜、そんな渚にたたずむ少女を連想させるとてもロマンチックな一曲です。私も約20年前は弾けたのですが、今はもう指が動かないので無理でしょうね。「たまにはピアノも」弾かないと、どんどん弾けなくなってしまいますね。
CDを持っていますが、この名曲はたまに聴きたくなります。↓

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バランス
1.バランス

【漢字のバランス】
「渚」という漢字のバランスを「1.バランス」に示します。漢字全体は赤線で示している様に五角形に収めることでバランス良くまとまると思います。(者が五角形にまとまりますので、それに「 氵( さんずい)」が付くイメージです。「 氵 (さんずい)」は緑〇で示す様に1画目と2画目の隙間2個分の間隔を空けて3画目を書きますので位置関係に注意ですね。「者」は「土」部、4、6画目横線は橙線が示す様に、上下にやや湾曲(「俯仰法(ふいぎょうほう)」を活用)させ、4画目は桃線が示す間隔分やや短め(書き終わり側)にし、灰線が示す間隔で左右の出代が均等になるようにします。5画目の縦線は4画目が短くなった割合に対し、気持ち右寄りから打ち込み、これまた気持ち曲線にしています。(直線でも良いです。黄線が本来の「土」の縦画を書く位置です。)7画目「ノ」は4画目横線のやや右上から書きますが、長すぎるとアンバランスになるので茶線に示す様に6画目の横線の長さを目安にすると良いでしょう。
次に、「日」を書く位置ですが、紫線が示す様に左右は4画目の書き始めたポイントから真下に線を引いた時、7画目「ノ」にぶつかった交点を目安にすると良いと思いますし、「日」の横幅は4画目の横線の長さ(紫線)を目安にし、全体のバランスを見て調整すると良いと思います。長さは「 氵 (さんずい)」よりも下に出てしまうとバランスが悪くなるので、バランスを見て(イメージして)程よいところで止めると良いと思います。

2.筆運び
2.筆運び

【筆運び】
この漢字の筆運びを「2.筆運び」に示します。赤線が筆の動き、赤○が止め、黄線がはらいをそれぞれ表しています。
「さんずい」の1画目の点は、ただ筆を置くだけではなく、短い線の中で「逆くの字」を書くように折り返します。3画目下の点は、しっかりと打ち込んだ後中央に向かって跳ね上げます。跳ね上げる時に勢いをつけると力強く、線も生きてくると思います。「者」は7画目の「ノ」について、しっかり打ち込んで細くなりすぎないように気を付けましょう。全体的にしっかりと「入り」と「終わり」の処理を行います。それが基本(ベース)となって活きてきます。

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プロフィール

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このブログを書いているおこげです。
2児の父(育児見習い)でサラリーマン。
仕事に子育てに日々打ちのめされながらも奮闘しています。
書道を趣味として嗜み、かれこれ20年近く経ちます。その他、弓道、古武術、お茶(かじり程度)も嗜みます。
和のものが大好きで、たまに神社・仏閣も巡ります。
ブログを綴りながら、自分自身の書道の腕もレベルUPできるように頑張っていきますので、宜しくお願いします。
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